化粧品販売事業
お客様にエステを提供していく中で、施術で使う化粧品やパックと比べ大手の化粧品の効果が薄いことに気づき、大手の化粧品会社の工場で働く友人に質問したところ、
「そりゃそうだよ。大手は効くもんなんてつくらないよ、何かあったら大変だからね。
入れる成分なんてほとんど同じ。後はイメージ広告でイメージアップさせて、商品名を有名にして売っていく売り方なんだから。」
という言葉に驚き、独自の化粧品開発に目覚める。
「塗るだけで目元をリフトアップ」といった効果のある商品の開発に成功。

店舗を持たない完全ネットショップ型の販売で、6,000個の商品を作るも、最初は販売に苦戦。
3,000個は賞味期限がきてしまい捨ててしまうことになったが、SEO(検索エンジン最適化)を地道に取り組み、収益化を果たす。

タイにも出店を実現

念願のフェラーリ購入も実現
突然の父親の死とガンの宣告、そして不動産投資家への道へ
事業が軌道にのり順風満帆に過ごしている一方で、父親の会社は次第に傾いていく。そして父親が病気になり、2010年に若くしてこの世を去ることに。
病棟で父は常に会社の心配をしていた。
「もっと自分に力があれば父を助けられたかもしれない。」
と、強く悔やむ日々が続く。
思えば社会人になってから常に何かに追われている感覚だった。
そして同年、自身もガンの宣告を受け、健康のことやこの後の人生について深く考えるようになる。
「自分が動けなくなっても収入が得られる仕組みを作っていかなければいけない」
と考え、投資用の不動産購入の検討をし始める。
マイホーム用にマンションを購入したい経験はあったものの、不動産投資もまた素人からのスタートだった。
不動産投資についての様々なセミナーに参加するようになるも、講師側が売りに走っているように見え、どうしても納得がいかなかった。
そこで自分自身で考えた店頭価格、借入率、金利、返済年数、利回りの5つの指標をもとに物件の選定を行い、1棟目の物件を購入する。
「銀行融資はサラリーマンのほうが有利」とされている中で、もともとの事業で銀行との付き合いがあったため、銀行う融資もスムーズに下りることになる。
「銀行との信頼関係が作れていればむしろ経営者のほうがやりやすい」
と感じるようになる。
1棟目は約1億円の物件で年間約300万円の純利益(修繕積立費棟の各種費用を差し引いた後)を生むことに成功。
気が強そうに見えるものの実はかなりの小心者で、物件選定には細心の注意を払い、2棟目、3棟目と購入を進めていく。
2019年までに購入した物件は全てにおいて年間300万円以上の純利益を達成。