不動産投資で初心者が陥りやすい過ちとは?

不動産投資の初心者にありがちなことについて、お話しします。不動産投資を始めるきっかけとして、”勧誘の電話”が挙げられます。今でもどこで調べたのか電話が掛かってきて、「ちょっと2,3分よろしいでしょうか?将来、年金がもらえるか不安はありませんか?」とか「節税効果があります」とか「不動産投資って生命保険と同じなんです」などなど、あの手、この手で勧誘してきます。これは、どういうスキームかと言えば、ワンルームマンションへの投資というのがほとんどです。もしその物件が新築のワンルームマンションの区分投資であるならば、儲かるお話しではないので、取り合わない方が無難です。 

 不動産投資をするうえで、どのくらいの価格を考えたら良いか悩むと思います。また、あまり多くのお金を借りるのは、危ないと考えると思います。不動産投資は少額で行うのがリスクも少ないと考える初心者の方が大勢います。前述したように不動産投資を少額で始めようとすると、どうしても区分のマンションに目が行ってしまいますが、まずはやめておきましょう。 

 ワンルームマンションでないまでも、リスクを軽減するために一戸建てを考える方も多いです。一般的に戸建ての投資は、イチゼロの世界ですし物件数も多くありませんから、価格が低いからリスクも低いというのは間違えです。そういうスキームもあるでしょうから、それをしたいならば、その道のプロに聞いてみると良いでしょう。 

 新築が良いか、築古が良いかといった、二者択一の論争も意味がありません。それは、どのくらいの自己資金があって、どの銀行を利用して、どのくらいの価格のものを購入していくのかがわからないと答えが出ないからです。まずは、銀行へ行ってみて融資について相談をしてみると良いでしょう。 

 もし仮に新築の物件を検討していると仮定しますと、5,000万円から1億円の間で検討します。5,000万円の物件であれば、500万円を頭金として400万円を諸費用とします。もし、1億円の物件ならば、頭金を1,000万円で諸費用が800万円となります。そのくらいの価格と自己資金の割合で物件を探してみると良いでしょう。金利は1.5%から2.4%くらいが目安となります。この辺の数字で融資をしてもらえる銀行を探せると良いです。 

 初心者の方で、ワンルームマンションを検討していた場合は、面を食らうと思いますが、前述しましたように価格が高いから危ないとか、価格が安ければ安心とかそういう判断ではありません。あくまで数字を合わせてキャッシュフローが出ることが重要です。 

 書店へ行って、なんとなくわかりやすそうな書籍を買って読んでみることも良いと思います。2、3冊は読んで頂きたいと思います。 

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