不動産投資の頭金の割合について、お話しします。
不動産投資をする上で、物件価格の何%くらいを用意すれば良いでしょうか。
この視点はとても重要です。なぜなら、この数字によって購入する、物件が絞れるからです。
頭金の割合は、銀行によってもかなり異なります。
一般的に都市銀行は、頭金を多く求められ、地方銀行、信用金庫が、都市銀行に較べて少ない頭金で融資してくれます。
さらに、不動産投資に強い銀行やノンバンク系の銀行はさらに少ない頭金でも融資が可能です。
概ね、都市銀行は物件価格の20%から10%、地方銀行は10%程度、不動産投資に強い銀行、
ノンバンク系は、10%から頭金なしまでで、幅があります。
但し、支店や担当者やタイミングによっても前後するので、実際に銀行に問い合わせをすることが必要です。
銀行によって要求される頭金の金額が異なりますが、一般的に金利の低い銀行ほど、頭金の入れる割合が大きくなります。
つまり、都市銀行が一番利金利が低く、その次に地方銀行や信金や信用組合、
その次に不動産投資に強い銀行やノンバンク系の銀行となります。
つまり、単に頭金の割合を少なくしようと不動産投資に強い銀行やノンバンク系の銀行を選択した場合、
そのぶん金利が高い可能性があるので、収支バランスや借入期間などの条件を考慮しながら選択する必要があります。
まとめますと、頭金の割合は物件価格の概ね20%から頭金なしまで、様々ですが、
金利も頭金を入れる割合が大きいほど、低くなる傾向にあるため、収支バランスを考えながら選択することが重要となります。