不動産投資で新築物件利回りは○%!~利益を最大化する決め手とは?

不動産投資で新築物件の利回りについてお話しします。新築物件の利回りですが、場所や構造やタイプによって違います。場所で言えば中心部は5から、中心から外れれば、6%から、近郊まで含めて7%からあると思います。但し、鉄筋コンクリートや、重量鉄骨の場合、規模が大きくなるので、価格が高く利回りも低く一般に出回っていません。新築物件の多くは、木造となります。 

 部屋の広さではファミリータイプと単身者向けアパートとあります。ファミリータイプの方が単身者向けより利回りが低くなります。それは、部屋を広くしたとしても、その広さ分を家賃に反映できないからです。例えば、20㎡の部屋が7万円だったとして、40㎡にしても14万円では入居者はこないと考えられるからです。 

 だからと言って、20㎡で7万円が適正家賃だったとしても、10㎡の部屋にしたときに3.5万円から4万円で入居が見込めるかどうかは、慎重に調査が必要です。建築会社が利回りを高く見せるために、一部屋を狭くして部屋数を増やして、利回りを高くして、販売しているアパートが多く存在するからです。  

 他の記事でもお話ししていますが、単身者向けの区分マンションは、物件価格が高いので利回り低くなり、投資対象として向かないと考えています。物件価格が高くなる理由は鉄筋コンクリート造で、所在地の最寄りは山手線駅かその付近の私鉄沿線が多く、物件の建物と立地は申し分ないからです。しかし、利回りは5%程度となっており、利益は出ないと思います。 

 狙い目の新築ですが、都内近郊の最寄り駅の乗降客数が5万人以上で、駅から10分以内、7%以上の物件なら購入の検討をしても良いでしょう。他の記事でもお伝えしているように、利回りと金利の関係は常に意識して、年収と返済のバランスを考えて融資を受けるようにする必要があります。

絶妙な収支のバランスが不動産投資の利益の最大化の決め手です。 

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