不動産投資の初心者がリスク回避をしない理由とは?

不動産投資のリスクの軽減方法について初心者の方にもわかりやすくお話しします。不動産投資にはリスクがあり、ゼロにすることはできません。しかし、なるべく少なくすることはできると思います。まず、一番のリスクは空室リスクです。やはり家賃収入は入居者がいなければ入ってこないからです。 

 さて、空室リスクは立地を間違えないことで回避できます。一般的に良いとされている地域は、東京、埼玉、千葉、神奈川です。最寄駅からの徒歩分数は一般的に10分以内とされています。では、この二つを回避したら、空室リスクを回避できるかと言えば、”NO”です。最寄り駅の強い、弱いがあるからです。強い駅ならば、20分くらいでも問題は無いと思いますが、弱い駅なら駅前でもダメかもしれないのです。 

 では、どうしたら良いかと言えば、ある程度の場数は現地を見るなどの物件を選択する目を養う必要があります。ある程度、慣れてくると概ね大丈夫そうな駅がわかってきます。多くの物件から良い物件を選択するので、母数はかなり多いです。その物件を全てを詳細に見ていたら、どんなに時間があっても足りません。 

 だいたいの選択ができるようになれば、最初の段階で絞り込みを行います。A駅徒歩10分ほぼ大丈夫と判断ができたら、こんどは現地不動産業者にヒアリングを行います。これはかなり重要です。なぜかと言えば、A駅10分と言っても、東西南北あるのです。駅によっては、南は良いけど北はダメとかそういう地域性があり、地元で客付けをしている業者さんでしか知りえないことが大きく空室リスクに影響するのです。 

 初心者に多い失敗のパターンとしては、販売業者さんに勧められるがままに購入してしまうことです。また、既に土地をお持ちの方が、業者さんに言われるがままの建物もを建築して、大家を始める場合です。両方の失敗のケースで共通しているのは、物件の良し悪しを判断する取捨選択が行われていないことに他なりません。 

 家賃滞納については、かなりの確率で発生します。滞納が長期に続いていなくても1、2カ月など短期に遅れることが結構あるからです。重要なことは、1日たりとも遅れがあれば直ちに督促をすることです。これをしないと、もし長期化した場合に解決がさらに遅くなるからです。早目、早目に動くことで、滞納まで至らないで解決させることが可能となります。滞納のリスク回避としては、賃貸の契約の際に滞納保障を付帯することでできます。オーナーチェンジ物件、滞納保障がついていない場合があります。更新のタイミングや、少しでも家賃が遅れた場合は滞納保障に加入してもらうと良いでしょう。 

 自然災害は保険で軽減できますので、加入してください。火災保険は必須となります。火災保険は加入しておくと、火災以外でも保障されることがあるので、調べておくと良いでしょう。

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