不動産投資の利回りって何?

不動産投資の利回りについて、お話します。利回りとは不動産投資をする上で一番基準となる収入の指標となります。計算式は、利回り=家賃収入÷物件価格×100で求められます。通常は単位は%表示となります。例えば、1億円の物件の家賃収入が1,000万円としたら、利回り(%)=1,000(万円)÷10,000(万円)×100=10%となります。物件情報が記載されている”マイソク”には、物件価格の他に利回りが〇〇%と書いてあり、物件を購入するかしないかの判断材料になります。 

 利回りは、都内中心部は低く、都内中心部から離れるほど、高くなります。例えば、山の手線の周りの物件は、5%程度であり、山手線の外になると6%から7%になり、東京都23区から外になると、8%になり、周辺県になると9%になり、というように利回りは上昇します。それは、土地の価格が都心から離れることで、安くなると考えられるからです。都心の中心部から離れれば、その分家賃も安くなるのですが、物件価格が大きく影響するので、利回りは高くなります。 

 不動産投資で利益を出すためには、あまり利回りが低い地域だと、収入が低いので手元にお金が残りません。では逆に首都圏を超えて高利回りを狙えば良いかというと、今度は空室リスクが増加してしまいます。利回りはあくまで満室の家賃での計算なので、空室が続く物件では、稼働率が悪いので、結果として収入が伸びないことがあります。 

 この辺のバランスを良く考えると、空室リスクを抑えられてしかも利益を多く取れる物件を購入できることになります。

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