保有物件に退去があり、現状回復の見積もりが来ました。実は、退去の方は外国人で、ビザが切れてしまったという理由で、部屋をそのままにして、自国に帰ってしまいました。部屋には家電や私物がびっしり残っていました。幸いにも、保証会社を通していたので、大部分の費用は保証されましたが、修繕の部分で手出しが出てしまいました。それが、クロスの補修です。
ビフォア1とアフター1をご覧ください。
左真ん中と右上に画びょうか釘か刺した後があります。さらに少々めくれています。これは、穴を戻して、後を埋め材で見えなくしています。
ビフォア2とアフター2をご覧ください。
はがれた後、はがれたものが無くなってしまうと補修用のクロスで充てるしかないので、少々難しくなりますが、目立たなくなれば、オーケーとしても良いと思います。内見に来た人がこれを見てクレームをする人はまずいないでしょう。
ビフォア3とアフター3をご覧ください。
クロスに何かを貼っていたらしく、テープか何かの後が付いていました。手で触るとベトベトしていたので、取れるかどうかはやってみるしかありませんでした。実際には、クロスの汚れ落としでネトネトを浮かしてつまんで除去する形できれになりました。
このように、ダメージの状態によって、全くきれいにはなりませんが、家賃を落とさずに客付けができれば良いので、セルフリフォームができそうなところは、自分でチャレンジするのは良いことだと思います。写真以外にも同様の個所がかなりありましたので、作業時間は5時間くらいでした。